各種検査機器

その他検査の一覧

その他の検査(一覧)


項目 検査内容
身体計測

身長・体重

体型、肥満度合

B M I

体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)肥満の度合いを表す指標。高値の場合は肥満傾向、低値の場合はやせていることとなります。

腹囲径

メタボッリックシンドロームに関する検査です。腹囲径測定で肥満状態を調べ、血液検査の結果と合わせてメタボリックシンドロームかどうかを判定する検査の一つです。

視力

視力低下に関する検査。

聴力

難聴に関する検査。

心電図

心臓が動くときの電気信号(活動)を波形に表したもので、不整脈や心筋梗塞、心肥大などがわかります。

血圧

収縮期

高血圧症、低血圧症に関する検査。

拡張期

血液脈波
(ABI/PWV)

手足の血圧の差で血管の詰まり具合、手足の血流到達速度の差で血管の硬さが分かります。

尿一般

蛋白

腎臓の障害があると陽性になりますが、それ以外で結石や腫瘍、貧血などでも陽性になることがあります。

尿糖

糖尿病で陽性になることが多いです。(過食やストレスなど生理的に陽性になる場合もあります)

ウロビリノーゲン

ビリルビンが腸で還元された物質です。肝臓や胆道系に異常があると陽性になります。

尿ビリルビン定性

肝細胞が障害されたり胆汁の流れに障害があると、ビリルビンが尿中に現れます。

PH

体の酸と塩基のバランスがうまく保たれているか大まかにチェックすることが出来ます。食事の影響を受けるので、尿路感染や結石症等で変化することがあります。

尿中ケトン体

糖尿病など高血糖状態において陽性となります。また飢餓状態時にも陽性になります。

潜 血

尿中に赤血球(血液)が混ざっている状態をいいます。炎症や異物、腫瘍などがあると陽性になります。

便

便潜血2日法

消化管からの出血性疾患に関する検査。

肝・胆機能

TP(総蛋白)

血液中に含まれるタンパクの総称で、体内の代謝や恒常性の維持に重要な役割を果たしている物質です。肝機能、腎機能障害などで変動します。

ALB(アルブミン)

総タンパクの60%を占める成分で、肝臓で合成されます。浸透圧の維持やいろいろな物質を運ぶ役割をしています。肝臓に障害があったり栄養状態が不良だと低下します。

TTT
(チモール混濁試験)

共に膠質反応の検査で、肝臓の状態を測るものです。肝硬変になるとTTT、ZTT共に高値になります。肝臓病以外では、高脂血症の場合も急性肝炎と同じような変化が出ることがあります。
★TTT[高値を示す主な病態・疾患]急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌、慢性感染症、原発性胆汁性肝硬変、多発性骨髄腫、膠原病、高脂血症など
★ZTT[高値を示す主な病態・疾患]慢性肝炎、肝硬変(著しく高くなる)膠原病、サルコイドーシス、肺結核[低値を示す主な病態・疾患]悪性高血圧症、転移性がん、糖尿病

ZTT
(硫酸亜鉛混濁試験)

AST(GOT)

主に肝臓、心臓、筋肉などの細胞に含まれる酵素で、高値になると肝機能障害を疑います。。

ALT(GPT)

主に肝臓、腎臓などの細胞に含まれる酵素で、細胞が障害されると血液中に漏れ出し、高値になります。

LDH

体内で糖がエネルギーに変わる時に働く酵素で、全身の細胞に含まれています。いずれかの臓器が障害された時に血液中に漏れ出し、高値になります。

T-Bil(総ビリルビン)

主にヘモグロビンが処理されて生成された色素で、肝臓で再び処理されて胆汁中に排泄されます。排泄障害で上昇し、黄疸が出現します。

ALP

肝、骨、小腸、胎盤に存在する酵素で、胆汁が排泄させるため、溜まると上昇します。骨にも含まれているので、骨の病気で上昇することもあります。

r-GT
(r-GTP)

肝臓や胆管に存在する酵素で、アルコールなどにより合成が活発になると高値になります。また、胆管が狭くなって胆汁が出にくくなったりします。

LAP

アミノ酸に作用する酵素で、胆汁が排泄されずに流出障害でうっ滞すると血液中に増加していきます。

コリンエステラーゼ

肝臓で合成される酵素なので、肝臓に障害があると合成されず低値になります。

膵機能

AMY(アミラーゼ)

膵臓に含まれる酵素で、炎症などで細胞が障害されると血液中に漏れ出し、上昇します。

尿アミラーゼ

膵臓に含まれる酵素で、炎症などで細胞が障害されると尿中に漏れ出し、上昇します。

脂質代謝

T-cho(総コレステロール)

ホルモンの原料にもなる大切な脂質ですが、多すぎると血管の内側に付着して動脈硬化の原因になります。細胞を構造している脂質でもあるので、少なすぎても栄養状態が悪くなり、脳卒中などの原因になります。

HDL-cho

コレステロールという脂質は各種ホルモンの原料や血管の内側に張り付いて、血流から血管を保護していたりします。
HDLは善玉、LDLは悪玉という常識ができていますが、本来、善玉も悪玉もない、両方とも必要不可欠です。LDLは肝臓から体内で必要とする箇所にコレステロールを運ぶ姿で、HDLは各細胞から余ったコレステロールを再び肝臓に戻している時の姿です。

LDL-cho

中性脂肪

人間の大切なエネルギー源ですが、多すぎると肝臓や皮下脂肪に蓄えられて肥満の原因になります。
糖代謝

空腹時血糖

血液中のグルコースのことで、脳や筋肉などのエネルギーの源ですが、過剰になると糖尿病が疑われます。

HbA1c

赤血球のヘモグロビンAと血液中のブドウ糖が結合したもので、過去1~2ヶ月の血糖の状態を反映します。高いと糖尿病が疑われます。

腎代謝

BUN(尿素窒素)

蛋白質が体内で使われたあとの老廃物で、腎臓で尿として排泄されるため、腎臓に障害があると排泄されずらく、高値となります。

クレアチニン

主に筋肉で使われた蛋白質の老廃物で、尿中に排泄されるため、腎臓に障害があると排泄されづらくなります。

推算GFR

血清クレアチニン値、年齢、性別から日本人のGFR推算式を用いて腎臓の働き(GFR(糸球体ろ過量)推算値)を算出します。減少傾向がある場合は、腎臓疾患の可能性があります。

尿酸

プリン体という物質(細胞の核からできます)の最終代謝産物で、過剰になると水に溶けにくいので結晶化し関節などにたまって痛風の原因になります。

シスタチンC

筋肉量や性別などに影響されず、全身全ての有核細胞から一定の割合で作られています。腎臓の尿細管から再吸収されるため、腎臓に障害があると再吸収されず高値となります。

炎症反応

CPK

CPKは心臓をはじめ骨格筋、平滑筋など筋肉のなかにある酵素です。これらの細胞に異常があると、CPKが血液中に流れ出すため、高い数値を示します。異常がある場合は、心筋梗塞などが疑われ、痛みの有無や心電図検査を総合して診断します。

CRP(定量)

体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、血液中に蛋白質の一種であるCRPが現われます。このCRPは、正常な血液のなかにはごく微量にしか見られないため、炎症の有無を診断するのにこの検査が行われます。

RA

リウマチ因子スクリーニングは、自己免疫疾患の1つである慢性関節リウマチの有無を調べる定性検査として実施されます。
※高値疾患:慢性関節リウマチ(RA)79.6%、肝硬変53.8%、全身性強皮症50.0%、慢性肝炎36.7%、全身性エリテマトーデス28.9%など

電解質

Na(ナトリウム)

血液の浸透圧に関係していて、体の水分の調節をする働きがあります。高値であると脱水などが考えられ、下痢や発汗過多で低くなります。

Cl(クロール)

血液中の塩素の量で、電気的に中性にする役割を持ち、大抵はナトリウムに対する対イオンとして機能しています。よって意義はナトリウムと同様です。

K(カリウム)

浸透圧の調整などにも関与していますが、神経や筋肉の興奮性の維持にも関与していますので、低下すると筋力が減退したり、上昇すると筋肉が麻痺したりします。

Ca(カルシウム)

大部分は骨に含まれていますが、血液中のカルシウムは骨の代謝や酵素の活性化、血液の凝固、筋肉の収縮等でも重要な役割を果たしています。副甲状腺からでるホルモンで調節されているので、ホルモンバランスが悪いと異常値になることがあります。

IP(リン)

大部分はカルシウムと結合して骨の中に含まれています。よって骨の代謝にカルシウムと共に密接に関与しています。上昇すると異所性に石灰化が出来たりします。

Fe

血液中の鉄はヘモグロビンのもとになるので、少ないと貧血が疑われます。

血液一般

白血球数

血液中の血球成分の一つで、病原体と戦ったり、抗体を作ったり、生体防御を担っている細胞です。感染症や炎症があると高値になります。

赤血球数

血液中の血球成分の一つで、血液にのって酸素を体の各部に運ぶ細胞です。少ないと貧血が疑われます。

Hb(ヘモグロビン)

赤血球の中に存在する鉄を含んだタンパクで、血液の赤い色の元です。酸素と結合して組織に酸素を送ります。少ないと貧血が疑われます。

Ht(ヘマトクリット)

血液全体量に対する赤血球容積の割合です。少ないと貧血が疑われます。

血小板数

血液を凝固させる作用がある細胞です。出血した時に止血をする重要な役割を果たしますが、多すぎると血栓症を起こしやすくなります。また、少なすぎると血液がなかなか止まりづらくなります。(肝臓や血液の病気で異常値になることがあります)

MCV

赤血球の平均の大きさで、赤血球数とヘマトクリットから算出します。貧血を分類するための指標になります。

MCH

赤血球1個に含まれるヘモグロビン量の事で、赤血球数とヘモグロビンから算出します。貧血を分類するための指標となります。

MCHC

一定容積の赤血球の中にあるヘモグロビンの濃度で、ヘモグロビンとヘマトクリットから算出します。

網状赤血球数

骨髄から出てきたばかりの若い、まだ成熟していない赤血球のことをいいます。骨髄の造血機能を反映するので、貧血の治療効果などがわかります。

感染症

TPHA法
RPR法

梅毒に現在かかっているか、又はかかった事があるか、全くかかった事が無いかが分かります。

HBs抗原,抗体

抗原,抗体両方を測定する事で現在B型肝炎にかかっているか、又はかかった事があるか、全くかかった事が無いかが分かります。

HCV抗体

C型肝炎に現在かかっているか、若しくはかかったことがあるかが分かります。